排水はどこに行くのか
Category: 知っておきたい環境のこと

排水には、洗剤などに含まれている「合成界面活性剤」や「洗剤」「環境ホルモン」「発ガン性物質」「富栄養素」が多く含まれています。
「合成洗剤」の「界面活性剤」は石鹸と違って、非常に安定しているという性質があります。
要するに、川や海に流れた合成界面活性剤は、いつまでたっても残っているという事です。
台所などでいったん分解された油脂や汚れは、配水管や配水管を出たところで再凝固されます。
まず、それが配水管の詰まりの原因になったり、ゴキブリやネズミのエサになって雑菌の温床になります。
また、流れ出た河川や海では富栄養素と化学物質が混ざり合い、これが「ヘドロ」になるのです。
本来なら、水中の汚濁物質が微生物によって分解されますが、微生物が汚染物質を分解するのに
必要な酸素量が極端に減少したり、多くの科学物質により微生物が死滅してしまいます。
たとえば、しょう油たった15mlに対して魚がすめる水質にするために必要な水の量は5kg用洗濯機 9台分(450リットル)が必要なのです。
また現在、当たり前のように使われている洗剤には 有害な化学物質が多く含まれており、 皮膚から直接体内に入り、皮膚や血液、脳、胎児などへの 悪影響を引き起こす事が問題視されています(経皮毒)。
合成界面活性剤の中には、発ガン性物質や環境ホルモン物質も多く存在します 。
他には、保存料、香料、着色料、殺菌剤、酸化防止剤、防腐剤、発泡剤、保湿剤、湿潤剤などの有害化学物質が含まれています。洗濯物を白く見せる蛍光増白剤などは有害で衣類に付着しやすく、物に移りやすい特徴があります 。
合成界面活性剤は皮膚の表面を破壊しますので、これらの有害化学物質を直接肌に染みこませやすくするのです。有害化学物質は、皮膚の障害やアレルギー、アトピーの引き金となるのです。
これらの合成界面活性剤がたった0,015%流れ込んだ河川や海の魚は、5分~20分で死滅してしまいます。また、台所用洗剤にイトミミズを入れた実験では、イトミミズが溶けてオレンジ色の液体になってしまったという実験報告もあります。
